この本が学芸出版社から発行されたのが2018年2月。
その3か月後に3人目の妊娠が発覚するのですが、まだそんなことは露とも思わない私がタイトルを知った当時は「なんとピンポイントな本が出たものか!!」と驚いたものです。
内容は、子育て真っ只中の建築に関わるさまざま人たち(男女問わず、組織系、アトリエ系、ゼネコン系など)の体験談やそこから得たものが書かれています。
建築というハードな仕事に身を置いて、創意工夫をしながら、でも、なるようになるの精神で子育ても仕事もがむしゃらにやっている印象です。
共感や感心をしながら読みました。
今、学生や新社会人である皆さんはまったく想像できない世界だと思います。
でも身近な先輩や上司の方はそういった状況にいるかもしれません。
働き方をよく見ておきましょう。いい例も悪い例もあると思います。学ぶことは多いです。
もちろん本は読み物として面白いです。おすすめです。
『子育てしながら建築を仕事にする』 :学芸出版社 成瀬友梨 編著/豊田啓介・永山祐子 他著
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