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  • 執筆者の写真CHIHIRO SHIOZAWA

Carbon社3Dプリンター「Carbon M3 Max」導入ラボへ


デザイン研修

建築士の友人からお誘い頂き、愛知県西尾市にある三河産業㈱さんのラボへお邪魔してきました。デザイン研修です。


もともとは大手自動車メーカーの部品製造業として50年以上の実績を持つ三河産業㈱さん。

新たなものづくりの可能性をデジタルに見出し、次世代の3Dプリンター「Carbon M3 Max」を導入されました。

今回はその最先端技術を用いて建築的な視点からなにかできないか、座談会形式で楽しくお話してきました。特徴や最新事例を教えていただいたのでご紹介したいと思います。


Carbon 3D MAXで作成されたシカとラティス構造サンプル
Carbon 3D MAXで作成されたシカとラティス構造サンプル

3Dプリンター「Carbon M3 Max」

アメリカ発のスタートアップ企業Carbon社が考案した3Dプリンターの名称です。

従来の3Dプリンターはほとんど試作目的で使用されていましたが、Carbon社の3Dプリンターは最終製品を簡単に素早く高精度で製造することができるため、すでに実装がスタート。それゆえ次世代といわれ、世界から関心を集めています。

社名はCarbonですが、原材料はEPUやRPUという樹脂素材です。 最大307 x 163 x 326 mmサイズの造形が可能です。ですので、あまり大きな製作は出来ませんが、パーツとして組み立てることはできます。


ラティス構造

その真骨頂はラティス構造を造形できることだと思います。

ラティス構造とは中身が空洞、多角形で構成される立体形状のことです。つまり、外形は変わらず大幅な軽量化ができますし、強度を持たせることができます。

実例として、有名なのが、Adidasのミッドソールに採用されたシューズ「 4DFWD 」シリーズやアメフトのRiddell社ヘルメットがあります。

フィット感、クッション性、通気性が求められる製品と相性抜群ですし、何よりラティス構造からなるデザインは他に類がなくとてつもなくかっこいいです。他にも車のパーツ、医療製品など多分野において実績を伸ばしていきそうです。


さあ可能性を感じよう

ラティス構造の組み替え方のバリエーションにテクスチャーや色味の変化などをかけ合わせれば、その可能性はさらに多様な広がりを見せるでしょう。プロダクトだけでなくアートにもなりそうです。お話を聞けば聞くほどたくさんアイデアが出てきました。そのアイデアどこで使いましょう!そんなことを考えながら、有意義なデザイン研修を終えました。


Special thanks

三河産業㈱HP:https://mikawaindustry.com/


お土産に6cmほどの3Dプリンター製シカをいただきました。手触りは固くてよく見るとホログラムのように特殊な面状をしています。事務所の模型の横に置きました。ありがとうございます!


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